ビッグマック指数から見る日本の購買力

2023年7月のビッグマック指数を見ると450円となっており、米国の8.99ドル(1,268円)やスウェーデンの105クローナ(1,426円)に比べて約1/3となっています。これは、日本の購買力がこれらの国々に比べて低いことを示しています。購買力の低下は日本企業にとっては為替差損発生のリスクのみならず、企業展開に重要な初期投資にも大きくかかわってきます。

円での資産しかない企業は現在、初期投資で非常に不利な状況となっており、グローバルな競合他社がいる場合は取れる戦略の狭さから市場競争での敗北の危機がより一層増したともいえます。また、世界にとってみて今の日本は投資額が低くなるため参入しやすい市場といえるでしょう。

日本内では新たな競合の出現や企業間格差の拡大の危険がより一層増しました。そのような中で円資産のみの企業が生き残るためには画期的な戦略をとる必要があります。私たちはコンサルタントとしてお客様事業の継続性を高めるお手伝いも致しておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

長年のノウハウを活用し、皆様のお力になれましたら幸甚に存じます。